SPORT2DHV1-2 HIGH PERFORMANCE クロスカントリーフライト 60km!
4月12日 八郷盆地はクロスカントリーシーズンの真っ只中。S.E.T茨城 NASAのテイクオフには前日まで行われていたクロスカントリー大会の延長戦でしょうか?クロカンマニアの方達が約30名(皆仕事はどうしたんでしょうか?)もいます。12時過ぎ、クロカン出発地点、燕山上空の雲底には約20機。「せーのっ!」で皆一斉にスタートするも雨引山北側の狙った雲の下はしぶい!がんばってみんなステイしますが大して上げることも出来無いので見切りをつけて先へ進みます。「上がるかも...」と思って粘った方の中には50号を超えられずに降りてしまった人も。やはり50号を越える最初の平野渡りはクロカンルート上の核心(特に難しいところ)なのです。この後、私を除くほとんどの人たちは高峰に向かい東よりのルートを飛びます。私は皆より200mほど低くて高峰に向かう気になれず、岩瀬町市街地上空を富谷山に向けて進路を取ります。この辺り周りの人には「かっしー終わったな。」(K氏談)と思われていたようです。しかーし!市街地上空で弱いサマールにヒット!北方向に流し流し上げると次第にしっかりしてきたサーマルで富谷山上空に至る頃には上げ渋る仏頂山グループと同高度まで復活!私を待っていたかのように真北には雲も出来てきます。この後は茂木町道の駅上空までは大きく蛇行しながらも、まずまずのペースで飛びます。仏頂山組はほぼ真っ直ぐにツインリンク茂木に向かった様でツインリンク上空で上げ直しています。皆那珂川手前まで来ましたが、この頃は南風を追い越してしまっていてやはり渋い、しかも西から北西の風です。皆はその事に多分気付いているのでしょう。渋いながらもサーマルのあるところでステイします。私のそばには高峰裏から結構近いところを飛んでいた白い機体(TOMO)もいます。ステイのようです。私は渋いのは結構嫌いなので、那珂川ドッグレッグ北側の台地に向かいます。川沿い西風ビュービューなのは分っていた事ですが、充分にあったまっていれば、ある程度風があった方がサーマルがはがれやすいのではないかとイメージしたわけです。アゲンストかフォローかの前にサーマルだと。。。 セオリーを無視したわけです。沈みます。どこまでも。でも、もう後には引けません。台地に降りちゃいそうです。川から200m位高度差がありますが、台地ですから対地高度は30m、ピンチです!川沿いに下流へとフォロー背負って流しますが、私側の川岸には川原がありません。絶体絶命です。やっとこさ、「良かったね。もうすぐ川原だ。降りられるね。」と、思った時にぴっ,ぴっ,,,ぴっ,,,ぴっ川沿い護岸壁の湾曲でリッジです(川面から20m)。お、上がるじゃないですか。崖の中腹、川沿い道路をトップアウト!続いて音楽室から歌声が聞こえる崖の上の小学校をトップアウト!!小学校がトリガーのサーマルゲット!!! 2000オーバー!!! か・ん・ぜ・ん、ふっかーーーつ!!!!!。と、思いきや「あれ、西風じゃん」。とりあえず上げなら後の事を考えることとします。選択肢は2つ。「ヘッドウインドでもがんばって川沿いに北へ進む」。OR
「山の中をぶっちぎり、袋田の男体山経由、西風で流しながらいわき方向に向かう」。皆はがんばって川沿いに進んでいきました。私は海に行きたくなってきました。さっきの川沿いで肝が冷えたので暖まりたくなったのかも。この時、「茂木で降りちゃったはずだけど復活してた」アクロ聖子と合流、やはり降りちゃったはずだけど復活組の私が海に誘って、一緒に進むことにしました。皆に別れを告げて2機で袋田方向に針路変更し山の中を進みます。サーマルは豊富、大き目の谷を3つ越えると袋田です。袋田の男体山が見えてきました。ここは上がるはずです。袋田の盆地に入り上げ直します。水郡線の線路、駅を確認。風は海風が届き東風、後から考えるとこの線路を見た事でかなり強気になってしまったのでしょう。雲底につける前に男体山の山頂目指してグライド開始。かなり調子に乗ってました。サーマルは3つ無視しました。完全に自信過剰です。「男体山に乗れればいいんだもんねー。」でも、山頂まで水平で1Km高度差で500m上の位置から進みません。東ビュービューだから当たり前です。そこからぜんぜん山に近づいてないのにもう山頂の向こうが見えません。とうとう山頂より低くなり、あきらめて袋田温泉へ流します、袋田温泉ホテルの風下側のリッジも風がなめてて使えません。でも、男体山をあきらめた時点で、「ここまで飛べば60Km。駅はすぐそば、電車で帰れるし、町だから飲み食いもできるね。ホームページにも書けるしー。」とか、かなり自分に甘く、降りることを肯定していたので高度処理する余裕を見せてランディング。アクロ聖子は私が無視したサーマルをしっかり上げきって余裕の高度で男体山に到着するも、その先の地形や道路情報を知らず1000m以上を高度処理して私と同じ場所に降りてきました。これって俺のせいかな?いや、完全に俺のせいだ。とも思いましたが、電車で帰れるとか町でビールが飲めるとか肯定的な話ではぐらかします。本人も自己ベストだといって喜んでいます。ホントに海まで100Km飛べたかも知れないことは内緒です。黙っておきましょう。僕のせいだなんて事は。
この日の最長距離は70Km前後だったようです。